イベントやキャンペーン用にオリジナルで作成する。
開催期間に合わせて作られるスタッフユニフォーム用ですから、催し物が終了した時点で捨てられる場合が多いかもしれません。
しかし、デザインやイベント、キャンペーンの開催方法によっては、何度かオリジナル作成したジャンパーを使用する必要があるかもしれません。
そんな時、洗わないまま使うというのは、どうにもキツイとお考えになるかと思います。そこで今回は、ジャンパーを洗うことについてご紹介します。
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ジャンパーやブルゾンは洗えるの?
さて、いざ洗濯をしようと思い立ってみても、洗濯出来ないものであったなら、それは非常に困る・・・ことになりますよね?
確かに素材から見て、洗濯出来ないんじゃないのか?と疑問に思うかもしれませんね。
結論から言えば、大半のジャンパーは洗濯をすることが出来ます。
しかも特別な洗い方などではなく、普通に洗濯をすることが出来ます。
ただし、ナイロン製は完全に水を通さない場合もありますので、この点にはご注意頂きたいと思います。
なお、洗濯が出来るのか?どんな洗濯なら出来るのか?などの注意点が見るだけで分かる方法があります。
それはオリジナルで作成された物であっても同様です。続いては、この点に注目してみましょう。
洗う際、どんな所に気をつけたらいいの?
ジャンパーやブルゾンを洗濯する上で、果たしてどんな部分に気をつければいいのかと言えば、ずばり衣類についている洗濯表示マークを参考にすれば良いです。
この洗濯表示マークには、その衣類を洗う時に注意して欲しいポイントをあらかじめラベルにしてお知らせしています。
実際、どんな洗濯表示が付いているのか?下記をご覧下さい。
洗い方に関する洗濯表示マーク
洗濯機の絵柄をベースにして、中央に温度や水流の強弱、使用する洗剤の指定などがはっきりと記載されております。
特に注意するべきは、40度や30度の低温が上限温度として洗うことを指定されていた場合。
この場合、概ね衣類生地の素材が弱くなっている場合が多く、この時は水流の弱指定や洗剤の中性指定なども一緒に入っていることが良くあります。
また、タライを思わせるイラストにお湯の温度と手洗い指定や洗剤指定がある場合は、洗濯機などを使わないようにして下さい。
なお、タライにマークに×が入っている場合は水洗い厳禁です。
アイロン掛けに関する洗濯表示
基本的にアイロンを思わせるイラストが入っており、中央に高、中、低の温度指定があります。
また、アイロンの下に波が書かれていた場合は、あて布を使用するよう指定しています。
アイロン掛けの温度指定は、高が210度まで、中が160度まで、低が120度までになっております。
また、アイロンマークに×がされているときは禁止を意味します。
ドライクリーニングに関する洗濯表示
ドライクリーニングは、円の中に波打つ液体とドライという文字、そしてセキユ系の溶剤のみ使用可能と言うことを表しています。
また、ドライクリーニングマークに×が入っていた場合は不可ということになります。
なお、ドライクリーニングとはパークロロエチレンや石油系の溶剤使って、衣類についた汚れの除去を行う洗濯方法です。
塩素漂白に関する洗濯表示
塩素漂白は2択です。フラスコ上の物の中にエンソサラシを入れることが出来るのか?これに尽きます。
絞り方&干し方に関する洗濯表示
絞り方は弱く絞るか、絞らずに家の中に干すかになります。
ヨワクと書かれたものは、手で絞るなら弱く、脱水機などを使用する場合は、短時間のみ回ることを指定するマークです。脱水機にかける場合は、もちろんジャンパーやブルゾンの素材によりますが、何十秒単位での調節を行うべきです。
また、干し方はつり干しのマークが標準で、斜線が入った表記は日陰のつり干しを指定するものです。
胸に平と書かれている場合は平干し、胸に平、そして斜線が入っている場合は日陰で平干しとなっております。
素材となったボディには、どの様な洗濯表示が付いているのか確認し、それに沿って洗うようにして下さい。
洗濯方法についてのまとめ
ジャンパーやブルゾンはデリケートな生地なので、洗濯表記マークにしたがって、お洗濯を行うようにして下さい。
もっとも当たり障りがなく、失敗しない方法が記載されておりますので、その指示に従えば、生地の痛みを最小限に出来ると言えます。