秋も深まり、山々が紅く色づき始める今日この頃、そうだ!週末は紅葉狩りに行こう!と思い立った時、あなたは何処へ向かいますか?
紅葉の名所は数あれど、どうせなら特別な紅葉狩りをということで、日本が誇る霊峰富士山へ足を伸ばしてみませんか?
紅葉狩りがしたいのに富士山に登ってどうする!?疲れるじゃないかー!!それはもっともな話。だからここでオススメするのは、富士下山なんです。
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2017年、紅葉狩りに富士登山ではなく富士下山がオススメな理由とは?
富士下山・・・あまり聞き慣れない言葉ですね。。。山は登るもの。それは標高3776mの富士山だって変わらない。
でも紅葉狩りを行うとなると、富士山の森林限界である標高2500m地点以上にある頂上に向かっても、紅葉は楽しめません。
確かに富士登山を行い、頂上に立った時、眼下には真っ赤に染まった大地を見下ろすことができるでしょう。ただ、紅葉狩りってもっとのんびりするものですよね。
だから過酷な富士登山を行うのではなく下ることで、紅葉を楽しみつつ、軽く汗を流しつつ、秋のひと時を楽しむことをオススメしている訳です。
富士下山であれば、山登り初心者であっても難なく参加できる上、装備も少なくて済みます。さらに霊峰富士に触れることができ、本来の目的である紅葉狩りも楽しめるという、とても素敵な体験が出来ちゃいます!
どうですか?魅力的でしょ?富士下山。
2017年の富士下山で紅葉狩りにベストな時期は?
紅葉狩りをするという目的の下、富士下山をしようと決めた場合、気になるのは見頃の時期はいつ頃なんだろ?ってこと。
富士山の裾野にお住まいの方であれば、紅葉具合も確認できるかも知れませんけど、それが難しい場合、いつに向けて計画を立てればいいのか?考える必要があります。
そのためにも、富士下山で紅葉狩りをする時の見頃時期がいつなのか?お伝えします。
それは10月頃です。
山の天気は変わりやすいとよく言われますが、それはもみじが紅葉する時期にも影響を与えます。こうした自然現象を考えると、完全に特定するのは難しいと言えます。
しかし、富士山周辺にある湖で開かれる紅葉祭りでは、夜はライトアップするため開催日程が決まっているため、これを富士下山での紅葉狩り日程と重ねることが出来ます。
ちなみに、富士山周辺の湖などの観光情報を扱う総合観光情報サイトさんの情報によれば、2016年の河口湖紅葉まつりは11月1日~11月23日までの開催(予定)となっています。
河口湖は、富士山の裾野から少し離れていることを考えると、2017年は、10月初旬~中旬が富士下山で紅葉狩りを行うのにベストだという予測が立ちます。
実際、2015年も10月の上旬~中旬が見頃だったとのこと。なお富士山は、11月に入ると寒さが厳しくなってきますのでご注意を。
紅葉狩りを目的として富士下山を行う上でのジャンパーの使い所は?
富士下山は5合目まで車やバスなどで移動して、そこから新5合目の御殿場口を目指す、およそ1キロの山下りです。約8割が下り道であるため、山が初心者であっても気負うこと無く楽しむことが出来ます。
しかし、5合目から下り始めるということは、必然的に5合目の気温を体験しなければなりません。
さて富士山の5合目は、標高何メートルあるでしょうか?
正解は、標高約2300mです!
富士山の森林限界である2500m付近から、200mほど低い位置に5合目駐車場があります。
考えてみれば当たり前の話で、森林限界付近であり、樹木が育ちにくいからこそ、車やバスなどが到着するスペースが十分確保できた訳です。
では続いて、標高2300mになると気温はどの程度変化するでしょうか?
正解は、15~16度ほど寒くなります!
気圧も250hpa程度下がると言われ、さらに酸素濃度は30%近く減少します。
この様に色々と下がります。その中でもっとも気になるのは、やっぱり気温ですよね。地上での気温が30度であった場合、気温15度、もしくは14度程度になります。
なお、地上での気温が高くなればなるほどに、標高2300m付近では気温差が大きくなるようです。
せっかくの紅葉狩り。想い出が寒かった!ではあまりにも寂しいので、防寒具の一つでも着込んでいきたいところ。
つまりはここが、ジャンパーの使い所です!
当、スタッフジャンパースターで販売している製品の中にも登山向け、下山向けのウェアがご用意しております!
富士下山の開始地点である5合目の寒さに耐えつつ、下ることで暑くなることを想定し、携帯する際にはコンパクトにまとまる、そんな素材を3点ご紹介いたします。
最後に、5合目までのアクセス方法ですが、富士下山を行うのに車で向かう訳には行きませんから、公共の交通手段であるバスがオススメです。
新宿駅や、羽田空港からの直通高速バス、富士山駅・河口湖駅からの路線バスなどをご利用下さい。
また富士下山のルートですが、5合目の富士宮登山口から宝永火口を経由し、宝永山の山頂(2692m)へと一旦登り、御殿場ルートを目指す形で下りはじめます。途中、柔らかなある着心地で疲れにくい大砂走りを経由して、御殿場口新5合目駐車場を目指します。
よりアクティブに秋の行楽シーズンを楽しみたい方なら、須山口下山道から1合目を目指す道のりもオススメです。
なお、富士下山は登山客とは違い、人数が少ないです。そのため、くれぐれも遭難にはご注意下さい!