ナイロン系の衣類はイメージが先行してか、すべて水を通さない、防水処理が施されているものと思われがちです。
しかし、ナイロン系の衣類だって、細い繊維を織って作られる物なので、密度が高くても隙間は存在します。
それは、ナイロンジャンパーだって同じこと。物によっては洗濯の時に水を通しますし。水を吸い込んで、若干重くなったりもします。
では、洗濯はどうすればいいのか?疑問に思われたのではないでしょうか?
そこで、ナイロンジャンパーの洗い方をご紹介するとともに、注意点をご紹介していきます。
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ナイロンジャンパーを洗う時は洗濯タグの確認をしておけば間違いはない!
洗おうと思い立った時、まず一番に確認しなければならないことがあります。
これをしなければ、この先にどんな悲劇が待っているのか?想像がつきません。
大切なナイロンジャンパーに、袖を通すことが出来なくなる可能性だってあります。
それを回避するために、付いている洗濯タグを確認しましょう。
一般的に裏面についているもので、洗濯記号なるものがプリントされています。
この時に大切なことは、洗濯記号がどんな洗い方を推奨しているかということ。
たとえば、洗濯機のマークが印刷されていた場合、そこにはどんな記号がありますか?
温度 | 30℃、40℃など温度に従って洗うこと。 |
✕ | 洗濯機の使用は控え、手洗いで洗うこと。 |
洗濯タグは洗う時に注意して欲しい事柄を分かりやすく端的に記号化しているものなので、この表示内容に従い取り扱えば、問題なく汚れを落とし、綺麗にする事が出来るのです。
そのため、これだけは忘れないで下さい!
洗濯する時は、必ず洗濯タグを確認すること!
ナイロンジャンパーの洗濯は油断禁物!優しくして下さい・・・
洗濯タグを確認し、洗濯機で洗える場合にも、安心して洗うと危険です。
逆にお手持ちのナイロンジャンパーが、手洗いを希望していた場合でも、油断してしまうとやっぱり危険です。
まずは普段、お洗濯に使用している洗剤をご確認下さい。
一般的なご家庭で使用されるのは、アルカリ性、もしくは弱アルカリ性の洗剤です。
赤ちゃんがいたり、衣類を大切にしているご家庭では、中性の洗剤、もしくは洗濯石鹸が使われています。
アルカリ性と中性の間にあり、この2つを隔てているものは、洗浄力です。
中性洗剤はアルカリ性に比べて、洗浄力で見劣りがします。その反面、肌や衣類に優しいのが特徴です。
ナイロンジャンパーは生地だけみれば、普段着として使用されているTシャツに比べ、遥かに丈夫でしょう。
しかし、アルカリ洗剤の洗浄力では生地を傷めてしまう可能性があります。
そればかりか、漂白成分の入った洗剤を使用した場合、全体的に白っぽくなってしまう可能性があります。
そのため、洗濯機で洗う場合にも手洗いで汚れを落とす場合にも、漂白成分は「なし」の洗剤。アルカリ性洗剤よりは「弱アルカリ性」。弱アルカリ性で洗うよりは「中性洗剤」がオススメなんです。
もちろん、洗おうと思っているナイロンジャンパーが、どれくらい大切にしている物なのかにもよります。
短期間だけの消耗品という認識であれば、洗浄力メインで洗うことをオススメします。
大切なアウターとして、この先も着ていくのであれば、生地繊維をいたわる中性洗剤で洗濯する事をオススメします。
とにかくこれが大事です!
ナイロンジャンパーを洗う時、洗濯用洗剤選びは慎重に行うこと!
ナイロンジャンパーを洗うなら、干してから乾くまでちゃんと責任を持とう!
あなたの目的にあった洗剤を選んだら、次にやることはナイロンジャンパーの洗濯になりますね!
- 洗濯機で洗える場合
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洗濯機で洗える場合は、気になるのは型くずれぐらいなので、きちんと折りたたんで洗濯ネットに入れれば大丈夫です。
ただ、洗濯タグに特別な情報がなくても、洗濯機は弱めのコースで洗うように!
弱めのコースは、デリケートな衣類を洗濯するのに使用するコースですが、ナイロンジャンパーも優しく洗ってあげましょう。
なお、お使いの洗濯機に洗い方の強弱がない場合は、いつもより時間を短めにしましょう。それだけで、ダメージは軽減することが出来ます。
- 脱水は少し短く!
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脱水に関しても、フルタイムするのではなく、短めにすると生地をいたわることが出来ます。
- 手洗いで洗濯する場合
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洗濯機が使えずに、手洗いで洗う場合は、タライなどにぬるま湯を張り、お湯の量に合わせて洗剤を溶かして溶液を作りましょう。
出来た溶液の中へ、ナイロンジャンパーをしっかりと付けて、優しくもみ洗いします。
汚れが酷い時は、押し洗いを行って頂きたいところですが、生地をいたわる意味でも強く押し過ぎないようにして下さい。
ここでも、生地をいたわる気持ちが大切です。
- 脱水は科学の力を!
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強く絞ることを控えるためにも、ナイロンジャンパーを洗濯ネットに入れて、脱水機にかけましょう。
もちろん、フルタイムやるのではなく、短めにかけるようにしましょう!
- 乾かす際には日に当たる場所を避けましょう!
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ナイロンジャンパーに限ったことではありませんが、多くの衣類は直射日光を嫌います。
それは、プリントされたインクの変色はもちろん、生地自体が変色する可能性があるためです。
そのため、出来る限りは日陰で風通しの良い場所に干すようにしましょう。
もし日陰がない場合には、ナイロンジャンパーを裏返しにして干すようにして下さい。
これだけでも、表面に日光が当たるのに比べ、だいぶダメージが軽減されます。
- 干す時にもうひと工夫
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ただ干すのではなく、しっかりと形を整えて干す様にしましょう。
ほんの少しの手間ですが、仕上がりがだいぶ違います。
アフターケアは大切かもしてない!
洗濯が終わり、乾いたナイロンジャンパーはすぐに使用できます。
しかし、撥水性を持たせたいなーと考えるのであれば、撥水スプレーを塗布しましょう。
ただし注意していただきたいのは、撥水性を持ったナイロンジャンパーは、洗濯機の使用が危険であること!
撥水性が保持されている状態では、水を通しにくく、洗濯機内で暴れてしまう可能性があります。
その為、防水性や撥水性を保持したナイロンジャンパーに関しては、手洗いが原則となります。ご注意下さいませ!
そんなナイロンジャンパーを、当サイトのスタッフジャンパー☆スターでは多数取り揃えております。オリジナルにてプリントを承ることが出来ますので、お気軽にご連絡下さい。