春の終わりや春先になると、こんな事を思う方も多いでしょう。
しかし、毎年のことなので、無意識にやっている事も多いのではないでしょうか?
例えばアウターの収納って、季節の節目に行う事が多く、特に意識しないでも毎年同じ行動をしていませんか?
ジャンパーやコートの特徴を考えて収納をしていますか?
今回はこのアウターの収納に焦点を当てて、アレコレとご紹介していきます。
例年、無意識にジャンパーやコートの収納をしているならば、きちんと意識をしてしまい始めてみませんか?
Contents
アウターを収納する為の方法3選とそれぞれの注意点
アウターを収納する方法は、大きく分けると3つ存在します。
まずはこの3つ収納方法をご紹介します。どれも基本的なことなので、無意識に行っていると思います。
ハンガーにかけたまま収納する
大きめの洋服ダンスや収納があれば、ハンガーにコートやジャンパーをかけて、そのまま収納してしまう方法です。
ハンガーは上下に連結を行って、1着分のスペースに2着が掛けられる様にすると、収納を行う時に非常に便利なアイテムとなります。
- メリットは?
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簡単に収納する事が出来る点です。ただかけるだけで、しまうことが出来ます。
極論を言えば、脱いだ後にシーズンオフを迎えた場合、そのままハンガーにかけて収納が行えます。
また、適度な風通しがあり、湿気がたまりにくい事も挙げられます。
- デメリットは?
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季節が移り変わっても、旧シーズンのアウターが残っている点です。
ご存知のようにジャンパーやコートは場所をとりますから、ハンガーに掛けた場合、ある程度のスペースが消費されてしまいます。
- どのシーズンに使う?
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ハンガー収納はアウターを脱ぐシーズンであれば、どのシーズンであっても使う事が出来ます。
ハンガー収納は日常使いでも活用されますよね!アウターをハンガーにかけて使いやすい位置にかけておく。これです。
ハンガー収納を長期間行う場合には、防虫対策やお洗濯が必要です。
日常使いのアウターをハンガー収納する際は?
日常使いのアウターをしまうのに、ハンガー収納は非常に適しています。
この際、ハンガー収納するだけでなく、置き方を考える事で使い易さや空間演出が行えます。
- 動線上に置く
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動線上にハンガーをかけておく事で、外出の際に手早く行動することが出来ます。
- 空間を演出する
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ハンガーにかけられているアウターを視覚から隠すように置く事で、空間演出が行えます。
- ハンガー収納に最適な衣類は?
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ハンガー収納を行うのに適したいアウターは、シワが付きやすく、しまうのが面倒なものです。
コートやジャンパーなどが挙げられます。
ハンガー収納は日常的に行われており、私はアウターを収納する際は基本的にこれです。
本棚を収納に使う
衣類の収納や保管と言えば、タンスや収納BOXが定番です。
しかし、ここまで本格的な収納をしない場合、本棚などに折り畳んで収納する事もひとつの方法です。
- メリットは?
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本棚収納のメリットは簡潔に手早く、アウターをしまうことが出来る点です。
また、ハンガー収納よりも本格的で、しっかりとしまわれている感が演出できます。
カラーBOXなどを使えますので、お部屋の演出をする上では、意外と使える収納方法です。
- デメリットは?
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シワの付きやすいジャンパーやコートには行えない点と、見た目に工夫をする必要がある点です。
どうしたって、場所を取りますから、本棚自体のスペースをきちんと確保する必要があります。
- どのシーズンに使う?
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アウターが活躍するシーズン終わりが基本ですが、日常的に使う衣類をしまうのにも使えます。
しかし、やはりオススメはシーズンの終わりになります。
なお、防虫対策や収納前のお洗濯は念のため、きちんとしておきましょう。
- 本棚収納に最適な衣類は?
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シワになりにくいアウターがオススメで、ダウンジャケットなどが特に適しています。
ハンガー収納では場所を取ってしまうダウン系も、本棚収納であればスッポリと収まります。
なおこの時、空気をしっかりと抜くことで、収納スペースが十分に確保できます。
本棚収納の理想は日常生活の中に、アウターを本棚に上手く入れる事にあります。
例えば、テレビ台として使うや、仕切りとして、テーブルや机の脚として使うなど、ちょっとした工夫でスペースを有効活用できます。
組み合わせで家具を作る感じがして、私自身はこういうのは大好きだったりします。
収納BOXを利用する
これはもう本格的に収納する際に使うもので、シーズンが完全に終わった時にアウターをしまう方法ですね。
押入れなどにまとめることが出来るのであれば、こうした収納は非常に有効です。
- メリットは?
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収納BOXを利用する方法は、すっきりと片付けた感があります。
メリハリのある衣替えが行え、シーズンの切り替えが自分でも分かりやすいです。
- デメリットは?
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本格的に収納する分、これを行うタイミングは重要です。
また、シワなどの可能性もありますから、この点も素材を見て、注意深く行う必要があります。
- どのシーズンに使う?
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シーズンの終わりから、シーズンの始まりまで、長期間に渡って行うのが基本です。
収納BOXを利用する際は、クリーニングなどを事前に行っておき、防虫剤などで害虫対策もしっかりとしましょう。
- 収納BOXに最適な衣類は?
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アウター全般に可能ですが、シワ対策は行う必要があります。
ロングコートであれば、折り目がつかない用にクッションを上手く活用しましょう。
収納BOXを利用するしまい方は、狭いアパートやマンションでは得策だと感じません。
ただ、きちんと収納した感じは他に比べると大きく、この充実感は良い点です。
アウターの切り替え時は?1年単位で見た時のしまうタイミングとは?
アウターはなんだかんだで、1年間使用できるものです。もちろん、ジャンパーやジャケット、コートと厚さや長さは変わります。
そんな事もあり、アウターの収納時期はタイプによって切り替わってきます。
日本は、春夏秋冬と四季がある国です。この1年間の流れの中で、どういったタイミングでアウターを切り替えるのか?ちょっと考えてみましょう。
- 気温をポイントにする
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外気温はアウターを着込む上で、非常に重要なバロメーターになります。
特に寒い季節では、2~3度の気温差で着込む衣類が変わります。
そこで、個人的なラインを決め、この温度であれば、このアウターを着ると決めておくと便利です。
もっとも体感温度による目安は、誰しもが持っていると思います。
- 季節で明確にする
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1年でもっとも寒い季節は、大寒と呼ばれています。
日本には、四季の中に様々な節目があります。
こうした節目を利用して、アウターを切り替えるのも一つの分かりやす手段です。
アウターの切り替え時を自分の目安で決めておけば、収納を迅速に行うことが出来ますし、タイミングも見図りやすいです。
感謝を込めてアウターを収納することのメリットを考える
アウターの収納には、上記で解説したように大きく分けると、3つの方法があります。
それら全てに言えることですが、収納を行う際はきちんと感謝し、しまう前のクリーニングなどを行うようにしましょう。
何故ならば、収納すれば生地が傷まない訳ではありません。
カビや虫食いなど、収納時でも衣類はダメージを受けます。
その為、ホコリをしっかりと取って、綺麗にし、湿気などにも気遣い、防虫剤を入れる。
こうしたちょっとした感謝が、来シーズンの再会い繋がるのだと言えます。
感謝を込めてアウター収納、心がけましょうね!
オリジナル制作したジャンパーも収納が必要なのか?
当店は、オリジナルジャンパーやブルゾンなどを制作する専門店です。
そんなオリジナルジャンパーやブルゾンなども、収納すべきなのか?気にされる方もいらっしゃるかもしれません。
多くのオリジナルジャンパーなどは、イベントやキャンペーンなどで使用される、スタッフ用として作成されるものであったりします。
また、作業着としても制作されます。
こうした事を考えると、予め消耗品としての認識が存在しています。
このことから、多くのオリジナルジャンパーやブルゾンは、収納される事が少ないと言って、差し支えないでしょう。
しかし、個人様やチーム様などから、アウターを作りたいと言った依頼があるのも事実です。
こうした場合、アウターとして作成されたのであれば、しっかりとシーズン終わりには来シーズンも着用出来るように、感謝を込めた収納を行って頂ければ幸いです。
なお、オリジナル制作ともなりますと、プリントなどが施されております。
収納の際はプリント面にも気を使い、ジャンパーやブルゾンの表面にくっつかないように、当て紙などを敷いて、しまって頂きたいと思います。