ジャケットやジャンパー、ブルゾンと言ったアウターを着ていると、
ちょっとした暑さで汗ばんでしまうことがありますよね。
衣類は気候に対応して選ぶものではありますが、
必ずしも毎回それがベストであるとは限らず、気温と合わないことがあります。
いや、むしろ合わない事の方が多いですよね?
そんな時、汗ばんでしまいます。
汗ばむと・・・黄ばみ汚れが発生してしまう可能性があります。
Contents
汗による黄ばみができやすい場所ワースト3!
ジャケットやジャンパー、ブルゾンを着ている事で、
汗ばんでしまい、黄ばみの発生する原因を作ってしまった場合、
一体どこに黄ばみが発生しやすいのか知る事は対策をする上で大切です。
そこで汗による黄ばみってどこに付きやすいのか?
ワースト3を発表していきましょう!
- ワースト3:脇の下
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Tシャツやワイシャツであれば、脇の下はトップ争いをする部位ですが、
ジャケットなどのアウターに関しては、3位に留まります。なぜならば、インナーを着ているからです。
ジャケットやジャンパーを素肌に着るワイルドな人が、
どの程度居るのか?把握していませんが、私が過去に出会った人の中にはいません。それでも、汗による影響を受けないか?と言えば、
そんな事はなく、この順位となります。 - ワースト2:袖口
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意外と汚れる袖口は、汗による黄ばみなのか?
それとも他の原因によって汚れてしまうのか?判断が難しいです。しかし、汗による汚れも確実にあります。
そうは言っても手首って汗をかきます。
腕時計やブレスレット類が意外と汚れるのはそのためです。肌に直接触れる頻度を考えると、
脇の下に比べて多くなるため、2番目となります。 - ワースト1:首の後ろ(首回り)
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ジャケットやジャンパー、ブルゾン、コートも含めて、
各種アウターが汗により、もっとも汚れるのが首の後ろになります。必然的にその汚れは、黄ばみ汚れの原因となります。
首の後ろは注意しようにも中々防ぐのが難しく、
汗だけならばいいのですが、垢などの汚れも同時に付着します。総合的な汚れとなって、黄ばみを生んでしまいます。
実際にジャケットを普段から来ていると、
首の汚れが一番目立つ事はご理解頂けると思います。
そればかりかTシャツにしろ、ワイシャツにしろ、
首の後ろはどうしたって汚れますからね。
黄ばみ汚れは何故できる?その原因とは?
黄ばみ汚れは汗が原因と言う前提で話を進めて来ましたけど、
本来は色々な汚れが混ざって黄ばみ汚れとなります。
では何故、汗汚れ=黄ばみ汚れとなるのか?
衣類に付く黄ばみ汚れの原因とは?
ジャケットに限らず、衣類に付く黄ばみ汚れは、皮脂による汚れが原因となる事が多いです。
皮脂とは、人間の体内から分泌される汗や脂などであり、これが酸素に触れて酸化する事で黄ばみが生まれます。
黄ばみ汚れについて厳密に言えば、首の後ろや脇の下に関わらず、
衣類全体に発生する可能性があります。
この事を踏まえて、続きをどうぞ。
汗だけが黄ばみ汚れの原因ではなかった?!
ジャケットについた黄ばみ汚れは、皮脂が酸化して生まれる。
これはこれで一つの事実です。
しかし問題となるのは、他の汚れによっても、
ジャケットに黄ばみ汚れが付いてしまう可能性がある事。
- タバコのヤニによる汚れ
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タバコを吸う人、もしくはタバコの煙を浴びる環境に居る人にとって、タバコのヤニによる黄ばみ汚れも気にしなければなりません。ジャケットを部屋に置いて置くだけでもこの被害に遭います。
- 食べこぼしによる汚れ
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黄ばむとは限りませんが、食べこぼしも黄ばみ汚れの原因として挙げられます。ジャケットやジャンパーを着ている時は、注意をしながら食事するのをオススメします。
- 化粧類による汚れ
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こちらも黄ばむとは限りません。しかし、口紅をはじめとする化粧品類による汚れは、目立ちやすく落ちにくいジャケットやジャンパーの黄ばみ汚れと言えます。
- 泥による汚れ
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こちらでも触れていますが(ジャンパーやブルゾンの泥汚れの洗濯方法は?シミ抜きのやり方は?)、ジャケットやジャンパーは泥による汚れが付きやすい物です。そして、場合によっては黄ばみ汚れとなってしまいます。
こちらで挙げたそれぞれ別々の汚れですが、
油性の汚れもあれば、不溶性の汚れもあります。
タイプが違うと言う事は、落とすための手段が変わることを意味します。
ジャケットについた黄ばみ汚れを徹底的に退治する洗い方とは?
油性や水溶性、それぞれのタイプに対応しつつ、
汗による黄ばみを退治するジャケットの洗い方はあるのでしょうか?
これを可能にするには、事前に染み抜きをする必要があります。
ジャケットに付いた黄ばみ汚れの染み抜き手順
- そのシミが、何によってできた物かを判断する。
- 汗による黄ばみ(油性)、食べ物の黄ばみ(油性が多い)の場合は、歯ブラシに台所用洗剤をつけてブラッシングする。
- 化粧品類(油性が多い)の場合は、その化粧品に対応した落とす物で軽く落としたのち、歯ブラシに台所用洗剤をつけてブラッシングする。
- 泥による黄ばみ(不溶性)の場合は、こちら(ジャンパーやブルゾンの泥汚れの洗濯方法は?シミ抜きのやり方は?)を参照して下さい。
- その後、洗濯機で洗える物は洗濯機で、手洗いのみの物は手洗いで洗う。
- 洗濯後、黄ばみの落ち具合を確認し、落ちなかった時はクリーニング屋さんに任せる。
黄ばみ汚れを落とす事は、それほど難しくはありませんが、
完全に落ち切らない場合も多くあります。
これを回避する為には、白系は避けることをオススメします。
ただこれだけで、黄ばみ汚れに対する被害も大きく減少します。
また、こまめに洗う事も大事です。
特にイベントやキャンペーン用に
オリジナル制作されたジャケットやジャンパーは、
洗濯される機会も必然的に少なくなってしまう為、黄ばみ汚れには注意が必要です。
もし、イベントやキャンペーンに使用予定の
ジャンパーやブルゾンに黄ばみ汚れが見つかったら、
改めてオリジナル制作をご検討されてはいかがでしょうか?
当店はオリジナルジャンパーやジャケット、ブルゾンなどを作成する専門店です。
常時、豊富な素材をラインナップしており、
様々な状況に対応するジャンパーやブルゾンを取り扱っております。
オリジナルジャンパーやブルゾンの制作を
ご検討される際は、当店までご相談下さい。