ベストは寒そうという意見をチラホラと耳にしますが、実際どうなのでしょうか?冬にベストを着ている友人に話を聞いてみました。その結果、『特に寒くはないよ?』との返答を頂きました。
寒くないだとっ??!!
何を隠そう私自身、冬にベストなんか着ていたら寒いだろっ?!って思っていたのですが寒くないと言われると、それは何故なのか知りたくなりました。
と言う事でベストを着ていても寒く感じないのは何故なのか?そして、暖かい方法について考察してみました。
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ベストって寒いと思われる原因は袖は無いから?
ベストって袖がないんです。今更ですけども。袖がないのを良しとしているんです。逆に袖が着脱式だったら、皆さんどんな風に使うのか?非常に気になります。
私は袖を取って遊ぶかもしれません。色違いを購入して、袖の色だけ変えるなど、頭のイタイ遊びをするかもしれません。でも、そう言った自由なベストは楽しいでしょう。
商品名はジャンパー・DE・ベストになるのでしょうか?
。。。話を戻しますと、ベストは袖がないから寒いと思われるのでしょう。これは単純に長袖シャツより半袖が涼しいよね?と一緒の考え方と言っても差し支えないでしょう。
ベストの成り立ち
ベストに袖がない理由は成り立ちを見ると分かります。大抵、原因は生まれた時にあるものです。
ベストは元々、下着と上着の間に着る為の衣類でした。簡易的に着ることが出来る上、下着姿とも違う・・・何とも中途半端な衣類です。
袖がないのは中間着と言う立場上、色々と振る舞いやすいからだと言えます。袖がない事は間に挟まれた時、収まりが良かったと見るべきでしょう。
そんなベストは袖がないと言うだけで、寒いんじゃないか?と言う大きな誤解を受けています。
生地の薄さもベストは寒いと思われる原因なのかも?
商品によっては非常に生地が薄い物もあるベスト。と言う事は、これも寒いと思われる原因なのかもしれません。
ベストとのファーストコンタクトが生地の薄いものだったら、それはやっぱり、印象として残るのではないでしょうか?
これ、冬に着たら寒いだろう?と。
ま、そうしたベストは確かに寒いです。これは紛れもない事実です。別に防寒対策として販売されている物ではないので当然ですね。
問題は・・・その他のベストも同列に見てしまうことです。これが寒いなら、あれも寒いだろう・・・じゃあ、アレも寒いだろうと・・・。
ただこれだけの理由で、寒いと思い込まれてしまいます。本当は寒くないかもしれないのに・・・本当は着たらポカポカする魔法のベストかもしれないのに・・・。
工夫次第では生地の薄さをカバーする方法だって、いくらでもあるはずなのに!です。
こうして考えると、ベストは先入観によって寒いと言うイメージがついているのでは?と思うわけです。
ベストを暖かく着る方法とは?◯得ワザ『重ね着パワーを有効活用』
冬でもベストを暖かい防寒着として着るには、その特性をよく理解する必要があると言えます。それが分かれば、暖かな防寒着として機能してくれます。
では、ベストの特性とは一体どんな物なのでしょうか?それが『重ね着パワー』です。
ベストは、非常に重ね着がし易い衣類です。その特性を利用することで、防寒性を引き上げるどころか、寒暖差に合わせて着脱をすることも自在に出来ます。
重ね着パワーの使い方
寒いなー・・・でも、コートを着るまでもないよなーと思う日は、ベストをパーカーなどの上に羽織りましょう。これだけで、防寒性能が上がりました。
しかもこの時、ベストの種類をダウンとしましょうか。そうなれば、汗をかくぐらい暑くなるのも想像できます。
ベストを上に着る際、先程はパーカーとしましたが、ネルシャツだっていいですし、ブルゾンであっても暖かです。
また、コートの下に着るのも有効な使い方です。これまた暖かに過ごす事が出来ます。
この様に状況に応じて、ベストを着ることで暖かく過ごして頂けます。なお、上に羽織る用、下に着る用に別々の物をお選び頂く事をオススメします。
これはベストの厚さにより、上に着やすい物、下に着やすい物が分かれるからです。
ベストが寒いのか?それとも暖かいのか?考えた際、結局は気方次第なのだと思います。また、重ね着で真価を発揮すると言うのも大きな特徴かもしれません。