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ジャンパーやブルゾンの破れや伸びを自宅で直すにはどうする?

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安心して下さい。縫えますから

ジャンパーやブルゾンの生地はいわゆる布ではない場合が多く、もし破れた際、ほつれた際、針と糸で縫えば済むわけではありません。

もちろん、ジャンパーやブルゾンの修理を専門に行うお店はあります。でも、決して安くはなく、もしかしたら本体を買った値段よりも修理代が高くなる可能性もあります。

出来れば安く済ませたい・・・出来れば自分で直したい・・・そんなあなたに、ジャンパーやブルゾンの直し方をご紹介しましょう。

これは自分で直せるダメージ?直せないダメージ?

裁縫セット

ジャンパーやブルゾンの破れを直せると仮定して、すべての破れが直せるのかと言えば、自分で修復することは不可能です。

そこでまず、どういったダメージが自分で修繕できないのか?この点からご覧いただきましょう。

ビニール系の伸びは修復が難しい!

ビニール系の素材で制作されているジャンパーやブルゾン。こういった素材の袖や裾のリブが伸びてしまった場合は、自分で修復するのは非常に難しいです。その上、伸びてしまった場合はお手上げです。

何故ならばビニール系素材を前にすると、縫製を解き、ゴムを入れ替える。その後、再度縫う・・・って、よほどの裁縫技術がない人では、再度縫うことが非常に難しいでしょう。

ナイロンやポリエステルであればまだやり方もありますが、ビニールとなると、針を刺すことで穴が空く可能性があります。

ビニール素材の伸びはどうしても修復が難しい(面倒)です。しかし、縫製をミシンで行う場合、摩擦を制御する抑えや紙などを使用することで、縫製できることはお伝えしておきます。

こうしたことを踏まえると、修復出来ないダメージとはどういった物か?と言う問いに自然と答えが出てきます。

破れも伸びも基本的には修復可能!

ジャンパーが破れた場合にも、リブが伸びた場合にも、修復することは出来ます。もちろん一定の裁縫技術は必要ですが、自分で直すことは可能です。

もし、ジャンパーやブルゾンが破れてしまった、リブが伸びてしまった時は修復することが出来ます。しかし、すべてのダメージに対して直せるわけではなく、出来ないケースもあることはご理解下さい。

実際にどう直す?ダメージの修復方法

ミシン

例えばジャンパーのポケット付近が破れた場合はどうするか?

この時に選択できるのは縫うか?貼るかです。この考えは、ほぼ全般の破れに対して通用するもので、あまりに大きく破れた物に関しては、修復しづらいと言えます。

破れを縫う時のポイント

  • 色合わせ
  • ジャンパーやブルゾンの破れを縫う時は、糸と生地の色を合わせる必要があります。そうしなければ、変に浮きだってしまい、修復されたことが目立ってしまします。

  • 強度UP
  • 縫製するのですから、強度にも気を配りましょう。しっかりと縫い付けることで再びダメージを負うことを防げます。

  • デザイン性
  • ちょっとした工夫ですが、例えば右の袖部分が破れたのであれば、左の袖部分にも同じ縫製跡を作ってしまいましょう。

    すると、左右で同じ表現がしてあるデザインだと言う演出が行えます。

破れを塞ぐ時のポイント

  • 色合わせ
  • ジャンパーやブルゾンの破れを塞ぐ時は、縫う場合と同様に色合わせは必須です。全く同じ色の生地があるのであれば、それを利用して下さい。

  • 貼り方
  • 破れを塞ぐのですから、貼り方は重要です。上から貼るとどうしたって目立ちます。必然的に裏から貼ることになります。また単純に貼るのではなく、出来る限りは元の生地同士を近づかせてから塞ぎましょう。

    ただし、変なシワがジャンパーによるのであれば、それは控えましょう。

  • 糊選び
  • 破れを塞ぐ際の糊選びは必須です。こうした修理用の糊はきちんと販売されています。その為、洋裁店やホームセンターなどで修理用の糊をご購入下さい。

伸びを修理するポイント

ジャンパーやブルゾンのリブが伸びる状況はかなり特殊です。何故ならばそれだけ着続けたということなので。もしかしたら、先に他の部分がヘタってしまう可能性が高いです。

他の部分と比較して、決してリブだけが先行して傷んでいる状況ではなかったのならば、それはそのジャンパーやブルゾンが寿命だと考えるのも妥当でしょう。

なお、極端に先行して伸びていた場合、もしくは非常に大切なジャンパーやブルゾンであり、捨てられない場合は縫製部分を解いてゴムを入れ替える。それが難しいタイプのリブであったなら、カットして新しいリブを縫製する手段が考えられます。

ファスナーを修理するポイント

ファスナーが壊れた場合は自分で修理することが多そうです。この場合は、縫製されているものは縫製し、糊付けされているものはその様に対処しましょう。

この際、色を合わせるのも良いですが、変更するのも良いでしょう。

これに関連してボタンが取れた場合は、縫製できるものは縫製して、挟み込みが必要な場合は、しっかりとペンチなどを使って取り付けましょう。

以上が、ジャンパーやブルゾンの修理を行う際、注意したいこと直し方となります。裁縫が苦手な人にとっては難しいかもしれませんが、プロにお任せするよりもずっとお安く修理できますので参考にして頂ければ幸いです。

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