ベンチコートが汚れたしまった!もしくは、これからやってくるシーズンの為に防虫剤のニオイを取りたい!そんな時はどうするか?
しかも今回は、中綿入りのベンチコートの洗い方について触れていきます。
自分で洗濯出来るのか?出来るとしたどんな方法なのか?この点についてお届けしましょう!
Contents
中綿入りベンチコートを使うシチュエーションは?
ますは、中綿入りベンチコートが必要になる状況について整理してみましょう。それにより、洗濯のやり方が変わってくる場合があります。
また、汚れないための対策も、こちらで学んでおきましょう。
ちょっとした外出時にアウターとして使う
中綿入りベンチコートをちょっとスーパーまで、ちょっとコンビニまで行く際に羽織る。
ベンチコートは見た目からも気軽に羽織るものではないので、雪国にお住まいの方以外は、こうした使い方をしないかもしれません。その為、雪で濡れることを想定して話を続けます。
ちょっとした外出時に使うアウターだからこそ、雪で濡れることをあらかじめ想定して、防水・撥水処理をしておくことをオススメします。これだけで、だいぶ汚れ方が変わってきます。
イベントやキャンペーンスタッフのアウターとして使う
冬季の屋外イベント、同じく冬季のティッシュ配りスタッフなど、屋外に長時間いなければならない人にとって、中綿入りベンチコートは心強い味方です。
また、ベンチコートは寒風吹きすさぶ中で、身を震わせる状況で着用されることが多く、汗による汚れは比較的少ないものです。
その為、屋外使用という点に注目すれば、雪や雨による汚れを懸念して、防水・撥水処理の必要性があります。さらに長時間屋外にいると言うことを想定すれば、着用後は埃を払うなどのブラッシングを行いましょう。
サッカーなどの試合観戦・控え時にアウターとして使う
サッカーの応援や出番を待つ控え選手が、ベンチコートを着込んでいる光景はある意味、冬の風物詩です。
控え選手の場合、体を冷やさないことを前提としている為、汗ばむことがあります。また応援も熱を帯びてくれば、自然と発汗することがあります。
汗に対して、中綿入りベンチコートへ事前対処を行うことは難しいかもしれません。その為、使用後は後ろ衿や袖口の汚れを確認する、消臭スプレーを振りかける、そして埃を払うなどの工程を行い、汚れに対して目を光らせましょう。
警備員として働く際にアウターとして使う
今回ご紹介するベンチコートの活用シーンの中で、もっとも汚れる可能性があるシチュエーションです。
警備員と一言で言っても、色々ありますからね!大型トラックを誘導する様な現場では、巻き上がる土煙や泥ハネの懸念があります。
こうしたシチュエーションでは、事前対処として防水・撥水、使用後の汚れ確認、埃払いと今までご紹介した汚さない対策以外にも、着用する色にも注意を向けてみることをオススメします。どうしたって白は汚れが目立ちますからね。
連日着用することを念頭におけば、色選びは慎重に行って頂けると思います。
中綿入りベンチコートが汚れてしまった!洗濯前にすることは?
中綿入りのベンチコートが汚れたなーと感じたら、洗わなければなりません。しかし洗濯前に出来ること、やっておきたいことがあります。
それをご紹介しましょう!
洗濯タグの確認
中綿入りベンチコートにも当然、洗濯タグが付いています。そして洗濯タグには、その衣類を洗う際の注意すべき情報が書かれています。
洗濯機で洗えるのか?手洗いしかダメなのか?もしかしたらドライ限定かもしれない!温度だって定まっているかもしれない!お持ちのベンチコートを洗う際、必要な情報はすべて記載されています。
必ずご確認下さい。
汚れの種類を見極める
単に汚れと言っても、色々な物がありますよね。極端な話、醤油やソース、ケチャップなどのシミがベンチコートに付く可能性だってありますから。
そこで洗濯前には、汚れの種類を見極めて、落としきれない状況を防ぎたいものです。
すでにシミとなってしまっている物に関しては、油汚れなら油汚れの、泥ジミなら泥ジミへの対処を行ってから洗濯を始めましょう。
特に泥ジミは普通の洗濯では落ちにくい汚れなので、しっかりとした対処が必要になります。
ほつれなどはないか?
別に中綿入りベンチコートにだけ行う確認ではないと思います。衣類は、気づかない内に意外とほつれています。
特に中綿やダウンが入っていることが多いベンチコートは、ほつれ方によっては大惨事を引き起こします。その為、洗濯を始める前には必ず確認するようにしましょう。
中綿入りベンチコートの洗濯方法は?
中綿入りがどうかではなく、ベンチコートの様な大きな衣類を家庭で洗うことが出来るのか?この疑問に対して、まずは考えなければなりません。
ここで重要になってくるのは、洗濯機の大きさです。実際にベンチコートをたたんで入れてみて、どうなるかを確認しましょう。確認した上で、余裕があるようでしたら洗ってみましょう。
ご家庭にある洗濯機では、洗えないと思っても諦めないで下さい。コインランドリーに向かいましょう。業務用の大きな洗濯機が置いてありますので。
中綿入りベンチコートを洗うには?
自分の力でご家庭用、もしくは業務用の洗濯機でベンチコートを洗う場合、洗濯ネットをご使用して頂きたいと思います。これにより、中綿の型くずれを防ぐことが出来ます。
洗剤は中性洗剤の使用をオススメしますが、汚れの酷い時は通常の洗剤で洗ってしまうのもありです。
中性洗剤を勧める理由が、生地を傷めないからなので、そこを気にしないのであれば、通常の洗剤で構いません。
ベンチコートなどは、それほど多く洗濯するものではないので、洗う時にはしっかりと洗った方がいいと思います。
洗った後は脱水を!そして干す!
洗濯が終わったら脱水へと移ります。中綿が入っていることを考えると、脱水は2回しても良いでしょう。こちらも生地を労るには、少ない回数&短い時間が良いとされますが、水切れが悪いようなら、しっかりと乾かすためにも脱水をかけるべきです。
干す際は陰干しで。そして、風通しの良い場所で。これも生地を傷めないための方法です。
洗濯タグでドライが指定されていたら
クリーニング店に持ち込みましょう。
ちなみにクリーニング店に持ち込む場合には、シミ落としなどもお任せした方が楽です。プロですからね。
まとめ
中綿入りベンチコートを洗濯する際は、今回ご紹介した手順で洗えば大丈夫です。とくに難しいことはないですよね!
ベンチコートは見た目が大きく、洗うとなると大変ですが、いざ、洗ってしまえば意外と簡単に洗うことが出来ます。
ぜひあなたも、ベンチコートの洗濯にチャレンジしてみて下さいね!