2012年のシーズン前から人気は再燃し始め、13~14年シーズンは秋冬のマストアイテムとなり、その後のデータから、定番の秋冬ファッションとして認知された傾向が見て取れるスタジャン。
今回は、このスタジャンの似合う場所はどんな所なのか?を検証してみます。
Contents
野球観戦やユニフォームにスタジャンが似合う理由とは?
スタジャンの正式名称は、スタジアムジャンパーであることは、周知の事実ですよね。
スタジアムは野球場のことであり、生まれたのはアメリカであると言うことも多くの人がご存知でしょう。
そんなスタジャンですが、誕生した当初はカジュアルな物ではなく、あくまでも応援グッズであり、ユニフォームであったとされます。
スタジャンの誕生
19世紀の頃、アメリカの、とある大学の野球チームがスタジャンを防寒用のユニフォームとして採用したとされています。
スタジャンのシルエットを想像して下さい。若干、サイズ感に比べて大きめではありませんか?これは誕生した当時、ユニフォームの上から、スタジャンを羽織っていた名残りだと言う話があります。
誕生当初から現在に残る形は他にもあり、ワッペンなどを貼って楽しむのは、誕生当時から今も変わりません。
こうした誕生した歴史が強烈なバックボーンとなり、今も野球観戦において人気の衣装となっているのでしょう。
スタジャンが野球観戦に合わねー!!って人はいないと思います。
ちなみにスタジャンは、正式名称では、アワードジャケットやレタージャケットと呼ばれます。
ストリートカジュアルファッションにスタジャンが似合う理由は?
スタジャンにとって野球観戦が王道の着用場所なら、カジュアルシーンは開拓した着用場所と言うことになります。
ストリート・カジュアルシーン、特に日本ではアメカジの旗手とも言える存在であり、インナー、パンツ、キャップなど様々な物を合わせやすい為、重宝されています。
もちろん、本国アメリカでもスタジャンの存在は、野球観戦の枠を超え、ストリートファッションとして認知されています。
その理由として考えられることは、土台として受け入れる懐の大きさがあるためではないでしょうか?
ストリートとカジュアル
ストリートとカジュアル。どちらも同じようでいて、でも違うようなこの2つの言葉。
まずカジュアルとは、堅苦しくはない格好のことであり、フォーマルの反対語に位置づけられています。
ここではっきりするのは、フォーマルな要素をカジュアルの中に取り入れても、カジュアルは抜け出せないと言うこと。
革靴にデニムならカジュアルだし、スーツジャケットにTシャツならカジュアル。
問題はストリートとは?という定義ですが、ストリートはカジュアルの1要素であるという認識になります。
カジュアルと言う名の海にストリートと言う島がある感じですね。
ストリートカジュアルな場面でスタジャンを着る際は、自由に着て頂ければと思います。
学校指定の衣類にはスタジャンがオススメ!その理由は?
学校指定の衣類には制服一式やレインコート、体操着や防寒着などがあります。その中でスタジャンを入れ込むとしたら、部活やクラブ用の衣類と言うことになるでしょう。
スタジャンは前述した様に野球観戦や応援、ユニフォームとして用いられてきたものです。
であるならば、学校指定の部活&クラブ用衣類に相応しい!と言えるのではないでしょうか?
防寒着としてもアリ
学校指定の防寒着として、ダッフルコートを指定している学校があるなら、スタジャンを指定しても良いでしょう。
秋から冬、冬から春に移り変わる微妙なタイミングにスタジャンの様な衣類はベストであると思います。
肌寒さから身を守る防寒性、学校指定という統一性なども作りやすくなっています。
さらにスタジャンって、着やすいです。
確かに学校をフォーマルな場としたら、カジュアルファッションであるスタジャンは使いにくいかもしれませんが、だからこそのインパクトと使い勝手があるように思います。
今後、学校指定で軽めの防寒着や部活&クラブ用衣類を選ぶ際は、スタジャンの導入をご検討下さい。
なお、スタジャンは既製品で販売されているものばかりではなく、当店においてはオリジナル制作を行うことも可能です。
気になる点がございましたら、お気軽にご相談下さい。